コスプレ衣装を自作する場合の費用は作りたい衣装によってピンキリです。
シンプルな衣装であれば数千円で作成できますし、特殊な生地を使用する凝ったデザインの衣装であれば数万円になることもあります。
コスプレをするためには衣装だけでなく靴やウィッグ、カラコンなども用意しなければならないので、なるべく費用を抑えたいですよね。
この記事では、コスプレ衣装を自作するときの費用の見積り方や、節約する方法について解説していきます！
予算を立ててコスプレ衣装の自作を始めよう
コスプレをする際に必要なものは以下の４つです。
それぞれにかかる費用を簡単に解説します。
- 衣装
- 靴
- ウィッグ
- カラコン
衣装
冒頭でも紹介しましたが、衣装によってピンキリです。
運動部のユニフォームや、ワンピースのようなシンプルな衣装であれば数千円で作成できるでしょう。
布を多く使うドレスや、合皮やエナメル生地を使用する衣装では数万円になることもあります。
実は自作する場合と完成品を購入する場合とで費用に差が出ないこともあります。
しかし、お手頃価格の完成品はクオリティにがっかりすることもあるので注意してください。
靴
衣装だけでなく靴も用意する必要があります。
コスプレをするときは身長を盛ったり、足を長く見せたいので厚底の靴やブーツを用意します。
厚底のシューズは数千円から１万円程で手に入ります。
また、特徴的なデザインのシューズの場合は↓のようなブーツカバーを作成するのが一般的です。
作るのが難しいデザインの靴でも、人気のジャンルであればコスプレ衣装のメーカーから販売されていることもあるのでチェックしてみると良いでしょう。
ウィッグ
ウィッグも数千円で購入できます。
ショートヘアのウィッグであれば二千円程度、ロングのウィッグだと三千円から五千円程度が一般的です。
上記の価格帯のものは自分でウィッグのカットやセットが必要になります。
ウィッグカット用のハサミやセット用のスプレーの用意もしておきましょう。
割高になりますが、キャラクター用にカット済みのウィッグや、セット済みのウィッグを販売しているお店もあります。
カラコン
コスプレ用のカラコンは一般的なカラコンと違い高発色なものを使用します。価格は千円から二千円程度で６枚入りのものが多いです。
ドラックストアなどでは入手できないため、通販で購入するのがオススメです
生地の選び方と相場
コスプレ用衣装の生地でオススメなのはポリエステルツイルです。
コスチュームツイル等の名称で売られている場合もあります。
ぱっと見だと綿の生地と変わりがないように見えるのですが、ポリエステルツイルはシワが付きにくいという特徴があります。
衣装はコスプレ会場まで小さく畳んで持ち運ぶため、綿の生地だとシワシワになってしまいます。
迷ったときはポリエステルツイルを購入しましょう。
↓のような 「THE 布」という質感の生地です。
1mあたり800円～1500円程度で販売されています。
ドレスの用な衣装を作る場合はサテン生地がオススメです。
1mあたり500円～1000円程度で販売されています。
↓のように上品な光沢のある布です。
男キャラのジャケット等にはフェイクレザーやエナメル生地もオススメです。
１mあたり2000円程度になります。
一気に高級感が出ます。
↓はフェイクレザーの例です。
型紙から費用を見積ろう
これで生地の相場がわかりました。
しかし、お手頃な生地でも無駄に購入してしまうともったいないですよね。
生地を購入する前に型紙を用意して、必要な生地の量を計算しておきましょう。
型紙は手芸屋さんや通販で入手できます。
↓のようにいくつかの型紙がセットになっている本を１冊持っておくと便利です。
一般的には、ジャケットやパンツ、ミニスカートを作るなら1.5m程度の生地が必要です。
(布幅150cmの場合)
生地を買うのにおすすめのお店
通販
通販で生地を買う場合のメリットは、手軽さと豊富な種類です。
インターネットで好きな色や柄や素材の生地が探せます。
また、自宅まで届けてもらえるので便利です。
しかし、通販で生地を買う場合のデメリットもあります。
それは値段が高いことや送料がかかること。
また、実物と画像では色味や質感が違って見えることもあります。
コスプレ向けの生地を取り扱っているお店でオススメのオンラインショップは以下の２つです。
実店舗
実店舗で生地を買う場合のメリットは、安さと確かさです。
実店舗ではセール品や端切れなどが安く売られています。
また、自分の目で色や柄や素材を確認できます。
しかし、実店舗で生地を買う場合のデメリットもあります。
選択肢が少ないことや移動時間がかかることです。
初心者におすすめする実店舗は以下の3つです。
「オカダヤ」は新宿にあり「品揃え豊富」、「会員割引有り」が特徴です。
アプリをインストールしておくと、セールやクーポンの通知が受けられます。
「ユザワヤ」は、「全国展開」、「品揃え豊富」、「会員割引有り」が特徴です。
会員になると40％オフのクーポンなどが使用できてお得に生地が購入できますよ。
「日暮里トマト」は、「日暮里の生地専門街にある」、「値段が安い」、「種類が多い」などが特徴です。
１mの生地が１００円で売られているコーナーもあり、ここで欲しい生地が見つかればラッキーです。
ちなみに、紹介した３つの実店舗はオンラインショップも運営しています。
まとめ
コスプレ衣装を自作するときにかかる費用について解説しました。
衣装を作るときに使う生地の種類や量で費用が決まります。
事前に型紙を用意して必要生地の量を計算しておくことで、生地代を節約することができます。
生地は通販や実店舗で購入することができます。
どちらを使ってもメリットデメリットがあるので、自分に合うお店で購入しましょう。
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