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ボンドG10/G17の違いは?造形やウィッグに使える接着剤を紹介!

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コスプレ造形ではCOSボードなどの造形ボードを使用して衣装や武器を作りますが、造形ボードは普通のボンドで接着すると強度が十分でなかったり、硬くなってしまうことがあります。

造形ボードを接着するときにはGボンドを使います。

Gボンドにも種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

この記事では用途に合わせたGボンドの選び方を紹介していきます。

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Gボンドとは?

GボンドのGはゴム系接着剤であることを指しています。

ゴム系接着剤は接着できる素材が多いのが特徴で、一般的な接着剤での接着が難しい素材も接着することができます。

コスプレ造形で使用されるボードも普通の接着剤でしっかり接着することは難しいのですが、ゴム系接着剤であれば接着可能です。

ゴム系接着剤にもデメリットはあります。

比較的耐久性が低い接着剤なので、長期間の使用には向きません。
また直射日光や高温にも弱いので、接着物を保管する場所には注意しましょう。

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G10等のゴム系接着剤の使い方

ゴム系接着剤は、普通の接着剤と異なり使い方が特殊です。

使い方を間違えると、本来の接着力が得られないので注意してください。

パッケージ等書いてある使い方をよく読んでから使用しましょう。

基本的なゴム系接着剤の使い方は以下の通りです。

①接着面の汚れを落とします。
 ゴミや油などがついているとしっかり接着できません。
 強力に接着したい場合は、軽くやすりをかけておくと良いです。

②接着物の両方に塗布します。
 薄く均一になるようにヘラ等で伸ばしてください。

③5分~10分間放置します。
 接着剤に粘りがでてきたらOKです。

④貼り合わせます。 
 ここでしっかり圧力をかけることで、しっかりと接着することができます。
 

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G10等のゴム系接着剤の注意点

ゴム系接着剤は有機溶剤を含んでいるため有害です。

換気をよくして、なるべく吸い込まないように作業してください。

また火気のあるところでの使用もNGです。

直接触れないように使い捨て手袋などを使って作業しましょう。

もし皮膚についてしまった場合は、すぐにふき取って石鹸で洗いましょう。

コスパの良いオススメの使い捨て手袋は↓です。

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G10とG17の違いは?

どちらも速乾で強力な接着力があり、仮止めがいりません。
色が淡黄色なのも同じです。

こだわりがなければどちらを造形ボードに使用しても問題ありませんが、初心者の方は貼り直しがしやすいG10↓がおすすめです。

①接着力の違い

G17のほうが接着力が強いのですが、そのぶん貼り直しができません。G10は貼り直すことができるのがメリットです。

②粘度の違い

G10のほうが粘度が低く液体に近いため、広範囲に使いたい場合はG10を選びましょう。

③乾燥時間

G17のほうが少し早く、30分程度で乾燥します。
急ぎの作業に使う場合はG17を使いましょう。

④入手性

G17はダイソーなどの100均でも販売されており、比較的入手しやすいです

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Gクリアー、GPクリヤーの違いは?

Gクリヤー、GPクリヤーも100均でよく見かけるGボンドです。

名前の通り透明な接着剤なので、G10やG17と違って接着面からはみ出してしまっても目立ちません。

ウィッグの加工に使うレイヤーさんが多いですね。

接着力はG10やG17よりも弱いのですが、力のかからない部位であれば問題無いレベルです。

GクリヤーとGPクリヤーの違いはポリプロピレンやポリエチレンの接着の可否です。

GPクリヤーはポリプロピレンの接着も可能なので、造形ボードに使う際はGPクリヤーのほうがオススメです。

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G10Z、G17Zとは?

G10とG17の大容量品です。
中身はG10やG17と同じです。

造形レイヤーさんはこちらの大容量のものを使用している方も多いです。

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まとめ

Gボンドシリーズはゴム系接着剤で、普通の接着剤ではくっつけるのが難しい素材でも接着可能なのが特徴です。

コスプレ造形の用途だと、Gボンド以外でもゴム系接着剤であれば接着可能です。

ゴム系接着剤には有機溶剤が使用されていますので、使用時はしっかり換気を行いましょう。

G10もG17も工作の用途で使う分には大差はありませんが、家具の補修などで強度が必要な場面ではG17を使用するのがオススメです。

コスプレ造形でたくさん使用する方は、G10ZやG17Zの大容量版を購入しておくとコスパが良いですよ。

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