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コスプレ用の鎧や武器の金属部品はどう作る?造形初心者向けに解説!

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リアルな鎧や武器を使っているコスプレイヤーさんは目を引きますよね!

どうやって作っているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

多くのコスプレイヤーさんは、本物の金属ではなく↓のようなポリウレタン製の柔らかい素材を利用して金属部分を表現しています。

コスプレイヤーさん達の間では↑のようなボードを使って鎧や武器を作ることをコスプレ造形と呼んでいます。

この記事ではコスプレ造形で使われる一般的な材料と加工方法を紹介していきます。

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コスプレ造形で作れるもの

コスプレ造形で作れるものは鎧や剣だけではありません。
以下のように、アイデア次第で何でも作ることができます

・衣装のアクセサリーパーツ

・武器(剣、盾、杖、弓、銃等)

・仮面ライダーなどのマスクやヘルメット

・人外キャラの耳やしっぽ、うろこ等

・ウィッグ(刈り上げウィッグの代用など)

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コスプレ造形の材料

・造形ボード

コスプレ造形では造形ボードがメインの材料になります。

厚みやカラーが選べるので、用途に合わせて選択することができます。

造形ボードはホームセンターなどの身近なお店には置いていないことが多いので、通販で購入することが多いです。

ボードの種類や取扱店については↓の記事にまとめていますので、参考にしてください。

・アルミ丸棒

剣のような細長い造形物だと、ボードだけでは自重で曲がってしまうので支柱が必要になります。

よく使われるのはアルミの丸棒です。

ホームセンターで売っているので、作るものに合わせて直径が3mm~5mm程度のものを選びましょう。

amazonでも購入できます↓

・塩ビパイプ

槍や斧などを作る場合は軸に塩ビパイプを使用することが多いです。
※↓の斧だと持ち手部分に使うイメージ

こちらもホームセンターで購入できます。

長くなる場合は持ち運びやすく分割することもあります。

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コスプレ造形ボードの加工方法

コスプレボードは好きな形に切ったり、接着することが可能です。
熱を加えることで曲げ加工もできるので、これらの特性を生かして目的の造形物を制作します。

コスプレ造形でよく使われる道具を紹介します。

カッター

直線に切るだけであれば普通のはさみやカッターでも問題ありませんが、複雑な形状にカットする場合はよく切れるカッターを使用しましょう。

オルファの黒刃を愛用している方が多いです。

・ヒートガン

ヒートガンはドライヤーの高温版のような道具で、温風で物を加熱することができます。

造形用のボードは熱を加えることで曲げ加工ができるので、ヘルメットのような丸みのある形状を作るときに重宝します

接着剤

コスプレ造形のボードはポリウレタン系の素材でできていることが多く、接着剤によってはくっつかないことがあります。

Gボンド系の接着剤を使うことでくっつけることが可能です。

Gボンドにもいくつか種類がありますが、G10(強力接着)G17(広範囲向け、微調整可能)を使うことが多いです。

初心者の方はG17を使ってみて、接着強度が足りなかったり、乾くのが遅いと感じた場合にG10に切り替えることをオススメします。

臭いが出る接着剤なので、換気をしっかりしてください。

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コスプレ造形ボードの塗装方法

コスプレ用のボードを好きな形状に加工した後は色付けの工程に入ります。

色を付ける工程には主に2種類あり、塗料を塗っていく方法と、合皮などの生地を張り付ける方法があります。

塗料を塗る方法では、生地を張り付ける方法と比べて色味を自由に表現できることがメリットです。

デメリットは下地を塗る必要があったり、ムラが出ないように塗って乾かす工程を繰り返さなければならないことが多く、手間がかかることです。

筆で塗れる塗料もあれば、スプレー式の塗料も販売されています。

発色や持ちが良いのは↓のようなガンプラなどで使われているラッカー系の塗料です。

ラッカー系の塗料は臭いが出るため換気が必須です。
また、下地をしっかり塗らないとボードが溶けてしまうこともありますので注意してください。

生地を張り付ける方法は張るだけでムラなく簡単に仕上がることが特徴です。

合皮やエナメル系の生地を張り付けることで金属などのツヤのある表現も可能です。

デメリットは、複雑な形状の場合は綺麗に張るのが難しいことです。

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コスプレ造形で金属を表現する方法

金属を表現するためには、塗装を工夫することで表現ができます。

塗料を塗る方法であれば、下地を黒で塗ってからメタリックカラーで塗装することでリアルな金属感を表現することができます。

生地を張り付ける方法の場合は↓のようなメタリックカラーの生地を張り付けることで金属感が出せます。

生地を選ぶときはストレッチが入っている生地を選ぶと綺麗に貼れますよ。

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まとめ

コスプレ造形で使われる一般的な材料と加工方法を紹介しました。

鎧や武器のような金属はポリウレタン製のボードを使用して作っているコスプレイヤーさんが多いです。

ボードはカットしたり熱を加えて曲げることで好きな形に造形することができます。

表面の処理は塗料を塗ったり生地を張る方法があるので、自分の作りたいものに合わせて試行錯誤してみてください。

接着剤や塗料には臭いが出るものもあるので、換気をしながら作業してくださいね!

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